初、プリミ恥部さん
友人とプリミ恥部というアーティストさんのイベントに行ってきた。
彼は歌ったり、舞ったり、マッサージをしたりする人で
業界人や経営者の人たちも彼のマッサージを受けに来るらしい。
イベント当日、代官山は夏特有の胸がざわつく様なノスタルジックなのに
雨のせいかむわっとした熱気はなく肌寒くて、不思議な夜だった。
地下に降りると、会場の入り口には人がたくさん待っていた。
中に入り、畳の上に座る。舞台の前のほう、真ん中に。
プリミ恥部さんはトレードマークの
黄色にカラフルなハートマークの入ったパジャマを着て登場した。
混じりけのない、純度100パーセントな方だなぁと思った。
その話し方も楽しくて、あるがままで、私は魅了されてしまった。
彼の歌が始まった時、私はふと目を閉じた。
彼の歌は不思議な安心感と、懐かしさに包まれて、心地よい。
次第に映像が見えてきた。
19か20歳の頃の母と、生まれたばかりの私だった。
まだあどけない母は、ニコニコと嬉しそうに微笑んで、私を抱いていた。
その母から発する私への愛の深さ、眩しいほどの光。
何があっても、私がこの子を護り育てぬく。という強さ。
あまりにも大きすぎて、深すぎて。
気づいたら涙が溢れてとまらなかった。
こんなにも大きな愛をもらって、私は育てられたんだ。
プリミ恥部さんの歌の周波数が、私の愛の記憶を呼び起こしたのかもしれないな、とおもった。
その後はプリミ恥部さんのマッサージを受けた。
お客さんは60人くらいいたみたいで、一人づつだったのでほんの数分だったけど
終わったあとはずっと方がポカポカと暖かくて
久しぶりに泥のように眠った。
翌日、母にこの日見たビジョンと、ありがとうのメッセージを手紙に綴り渡した。
プリミ恥部さんは愛の人でした。
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